分かりにくい「クリエイティブコモンズ」をシンプルに言うと
実質「業務利用不可」
「コレ使っても大丈夫ですかね?」と聞かれたので見たところクリエイティブコモンズ(以下CC)の表記があり、自分も昔この小洒落たつもりでゴチャついた分かりにくい著作権表記に混乱したことがあったのでシンプルに書き残します。
ビジネスには使えない。この一言。
CCには最低限「表示」の義務があるので、この時点でほぼ業務に使えません。
素材提供してるだけの第三者のコピー表記を許すクライアントはまずいないし、リーダー・上司に相談することすら無意味。CC表記があった時点でサクッと他の素材を探すか買った方が早いです。
例外的にCC0という事実上パブリックドメインの宣言も存在し、こちらは業務でも使えます。しかしCC0はレアなうえ、印象的にCC0と回りくどく言うよりパブリックドメインを謳ったほうが分かりやすくイケてるので、CCバナーを貼って主張するサイトは基本的に「使えない」とフィルタリングしてもいいと思ってます。
何のためのCC?
素材として多くの人に提供するためのライセンスでなく、作者が自分の作品として著作権を気軽に主張でき、創作活動を保護・サポートするためのライセンスだと考えています。
基本的にはビジネスへの関わりを避けるようなライセンスなので、提唱されてからずいぶん経つわりに持て囃されている感はありませんね。そういうものではないのだと思いますが。
筆者について
- ゲームとジョジョを愛するファミッ子世代。好きな言葉は「機能美」。
公私ともにWebサービスを作る系男子。
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