
Sass,Less環境をすぐ構築できる「Koala」と、その問題
以前書いたSassの記事の通り、自分は Sass は使える環境にあったのですが、海外製の CSS フレームワークでは Less を使っているものも多く、 Less 環境も用意するかと探したところ見つけたのが、下記サイトで紹介されている「Koala」です。
こちらで紹介されている通りすぐインストールできて、 Less だけでなく Sass も使え、Sass のコンパイルに使っていた Scout に比べると軽いようにも思えたので、Koala に乗り換えようかなと思ったところ、困ったことが。
問題:文字コードを勝手に書き換えられる
@charset "utf-8";
オリジナルの scss ファイルでは、お約束的に上記のように utf-8 の文字コード宣言をしているわけですが、どういうわけか下記のように「Windows-31J」とここで初めて知った文字コードに変換されてしまう。
@charset "Windows-31J";
しかもこの文字コードに依存するせいか、日本語コメントでエラーになってしまう。
だけれど font-family にメイリオの指定を、同じutf-8の日本語で指定しているはずなのにそちらはOK。謎です。
せっかく便利だと思ったんですが、玉にキズどころか完全玉砕。
文字コードが書き換えられる条件がある?
既存の scss を読み込まず、ゼロからファイルを作ってみたところ、 utf-8 宣言で日本語を含めても、文字コードが変更されることなく問題なくコンパイルできた。
文字コードが書き換えられる方はいくつかのファイルをインポートはしていますが、全部 utf-8 に変換して文字コード宣言も完備。意味がわからない。
とりあえずゼロから作る分には使えそうだけど、出来ることならツールは一つに絞りたい。
ググってもこの問題に関する情報が全くないようなので、せめて自分だけでもと思い残します。
もし同様の問題に当たった方、解決策をご存知の方がいましたらコメント頂けると幸いです。
これさえ解決できればコアラちゃんprprなんだけどなぁ…
筆者について

- ゲームとジョジョを愛するファミッ子世代。好きな言葉は「機能美」。
公私ともにWebサービスを作る系男子。
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