SNSアカウントでのWordpressユーザ登録プラグイン比較

SNSアカウントでのWordPressユーザ登録プラグイン比較

twit connect をとあるサイトで使おうと思ったら、正しく設定してもどうにも連携部分で死んでいた。
というか、正常動作していた公開中の自分のサイトでも死んでいた。

プラグインは2013年4月の更新が最後で、どうやら鬼門の同年6月のtwitterアップデートの影響で死んでいるものと思われた。

なので他にSNS連携登録プラグインはないものかと探したところ、GianismSocial Login の2点を見つけたので、実際導入を試して比較をしてみた。

なお自分はいずれもtwitter連携登録のみ確認しています。

Gianism

設置方法は下記を参考。
http://mesiopress.com/gianism-3202.html

twitterアプリ連携に慣れていれば非常に簡単に利用開始できる、めずらしい和製プラグイン。

ごくシンプルにWP側にID名でユーザを新規作成するのみで、サムネイルやURLの取得はなく、アカウント側の更新があっても同期されていない。開発者コメントを見ると、コンセプトとしても同期はしないらしい。

一応カスタマイズでその辺りも可能といえば可能らしいが、詳しい情報は他に見当たらず。

開発者の方のスタンスが何となく「細かいとこはお前で頑張れよ」感があるので、さらに工夫したければ要努力という感じ。元がシンプルな分、ちゃんとPHPできる人にはカスタマイズも柔軟性ありそう。

その他、ログイン後のリダイレクト設定などもあるので簡単便利な感があります。

Social Login

設置方法は下記を参考。
http://zxcvbnmnbvcxz.com/wordpress-easy-social-login/

こちらはWPプラグインとしては特殊で、インストールのみでなくプラグインを提供している「oneall」というサービス側への登録が必要。そこで取得したAPIkeyなどの登録が必要となる。

Gianismより取ってくれる情報が多く使いやすいが、一番の問題はユーザ側で登録を行う際に「oneall」サイト側からのリダイレクトが発生する作りになってる点。正直うさん臭い。

この手のプラグインの仕組みとしては、SNSアカウントの情報から設定情報を持ってきて、その情報でWP側の新規ユーザを作る流れで、SNS側のAPI設定ができていれば正直外部サイトを噛ませる必要はないと思うので。

とはいえユーザ側のアプリ連携には自分で設定したアプリのみ表示されるので、「oneall」側に何らかの認証を取ったという形にはなりません。この辺りの意図がわからないですねー。

twitter、facebook、Googleアカウントのほか、海外主要サービスのアカウント連携ができるのは魅力です。

とはいえ日本国内じゃ、t・f・gの3つで充分でしょう。
Linkedinやgithubの連携もできるので、ターゲットを明確にしたければ使うのも良さそう。

比較すると…Gianism?

個人的にどっちも痒い所に手が届かない感あるプラグインですが、ユーザの立場で見ると妙な英文リダイレクトが発生して不安を煽る Social Login は消去法的にナシになるので、使うなら Gianism かなぁという感じです。

個人的に国内ネチズン向けサービスならtwitter連携で充分と思ってますが、アカウント同期やサムネイルとかの承認欲求満たす辺りは欲しいなーとも思ってるんで、時間があればカスタマイズも試してみたいです…というか情報がまとまってれば見たいです。

ぶっちゃけ使い勝手としては twit connect が一番良かったので、復活を願うばかりです。

筆者について

KaBuKi
ゲームとジョジョを愛するファミッ子世代。好きな言葉は「機能美」。
公私ともにWebサービスを作る系男子。